1980年生まれ。
全国のホテルに暮らしている一級建築士。
主に2泊3日でホテルお引越し。
2021年6月より
東京→福岡→神戸→京都→福岡→大阪→金沢→東京→広島→横浜→東京→京都→東京→白馬と移動中。
祖父も父も宮大工。わたし自身は一級建築士として、リフォーム・不動産売買・注文住宅の営業として活躍。
男性社会の中で「オンナ」という理由でケチをつけられたくないと仕事に邁進。
いわゆるバリキャリで、年上の男性を部下に持つプレイングマネージャーとして働いていました。
都内で億越えの注文住宅を提案をしていたわたしが、「家はいらない・ホテルに暮らしたい」と思うようになったきっかけがあります。
それまでの私は「横浜・みなとみらい」という立地をベースに全ての物事を決めていました。
就職先も気になるイベントも、家の場所からいきやすいかどうか?帰ってこれるかどうか?が左右し、行きたくても諦めることをしていました。
それが品川区に引越しをしたことで、渋谷や恵比寿に30分で行けるようになったのです。これまで距離を理由に行ってなかった場所に気軽にいけるようになりました。
家のある場所を基準にわたしの行動が制限されていたことに気づきました。
通勤・遊びに行く場所・セミナーの開催時間に合わせて、用事のある場所に私が泊まれば、満員電車の移動も、睡眠時間も確保できると結論がでた。
仕事の研修で1週間海外のラグジュアリーホテルに泊まり歩きました。アマンやリッツ、フォーシーズンなどをみてホテルの空間・インテリアの素晴らしさに感銘を受ける。
それまでホテルに泊まるものの、正直寝るだけのことが多く、あまり空間にお金をかけてきませんでした。その研修では、その考えを覆し、ホテルは寝るだけの場所から心地よく自分の時間を楽しめる場所に変わったのです。そうなると空間としての重要に重きを置くようになり、ホテルコンセプトに合わせたしつらいやインテリを見て、感じたいと思うようになります。
都内に引っ越した際に、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビもない生活をしておりました。洗濯が最も嫌いな家事業務です。洗い終わる時間を待つのが苦痛で、洗濯代行やコインランドリーを利用していました。
掃除も苦手で、できることならお手伝いさんを雇いたい。むしろその分仕事を外で頑張ろうと思っていました。
ホテルでは掃除をしてくれるしゴミ捨てもしてくれる。シーツはいつも洗いたてでピシッとしています。それを全てやってもらえるなんて天国だし、いつも綺麗な状態で過ごせるのです。
最近のホテルは全自動の洗濯サービスがあるケースもおおく、ドライはホテルサービスで対応もしてくれます。そう考えると天国なのです。
現在はホテルに暮らしながら、Hotel・街・食など魅力だと感じた部分をSNSで発信中。
特に建築写真・空間写真は独特な視点が好評です。